コラーゲンの正しい摂り方

コラーゲンと言って思い浮かぶのは何でしょうか？
健康というイメージに加え、お肌に良いというイメージをもっている方も多いのではないのでしょうか。
そのイメージ通り、コラーゲンは私たちが健康に生きていく上でとても大切な成分です。
今回は、コラーゲンの正しい摂り方についてのお話です！

コラーゲンとは

そもそも、コラーゲンとは何なのでしょうか？
コラーゲンとは、皮膚や軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人の身体に含まれるたんぱく質の約30％を占めています。
コラーゲンのうち40％は皮膚に含まれ、20％は骨や軟骨に、血管や内臓など全身の組織にも広く含まれています。
コラーゲンは身体の構築や機能の正常化に不可欠な成分であり、それは肌に関しても同じことが言えます。
皮膚の内側深くにある真皮は内側で皮膚の弾力やハリを保ち維持する働きがあります。
健康や美容にとって大切なコラーゲンですが、実は体内のコラーゲン量は年齢と共に減少してしまいます。

コラーゲンの正しい摂り方

コラーゲンを正しく摂るにはどうすればよいのでしょうか？
コラーゲンの摂取方法を3つご紹介します。

食事から摂る

一つ目は食事から摂る方法です。
コラーゲンが多く含まれる食品は、動物性食品と海洋性食品があります。
動物性食品は、豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、豚バラ肉、などがあります。
海洋性食品は、すっぽん、ふかひれ、魚の皮、うなぎ、なまこ、カレイ、エビなどがあります。
中華料理や鍋などは、効率よくコラーゲンを摂取しやすいです。

サプリやドリンクから摂る

二つ目は、コラーゲンをサプリメントやドリンクから摂取する方法です。
サプリメントのコラーゲンの成分にも動物性由来と魚由来があり、動物性由来のものは牛や豚、鶏の皮から抽出したもの、魚由来のものは魚の皮や魚鱗から抽出したものが原料になっています。
毎日の食生活にプラスアルファで取り入れて摂取するのが良いでしょう。

ホワイトタンニング(コラーゲンマシン)で補う

マシンから出るピンク色の可視光線は肌の真皮層の細胞に直接働きかけ、コラーゲンの生成を促します。
コラーゲン生成を助けるだけでなく、髪にツヤが出たり、リラクゼーションの効果が期待出来たりと嬉しいポイントがとても多いです。

コラーゲンは摂りすぎに注意

正しいコラーゲンの摂り方を説明しましたが、コラーゲンの摂りすぎには注意です。
コラーゲンが多く含まれる食品は脂質も含まれているものが多いため、それらを食べすぎると体重が増えたり、肌のトラブルに繋がってしまったりすることも考えられます。

また、コラーゲンは多く摂れば摂るほど効果が出るわけではありません。
コラーゲンを多く摂っても、コラーゲンは直接コラーゲンの効果を発揮するわけではなく、アミノ酸に分解され、その後再合成されています。
分かされるコラーゲンのうち一部は「コラーゲンペプチド」と呼ばれる低分子のアミノ酸となり、コラーゲンの促進が期待できるとされています。
よって、多く摂取した場合、すべてがコラーゲンとして吸収はされませんが、体内のコラーゲン量が増加することは期待できるかもしれません。

さいごに

いかがだったでしょうか？
今回の話をまとめると、以下の通りです。
・コラーゲンとは、健康や美容においてとても重要なたんぱく質
・コラーゲンは、食事やサプリメントで摂取し、ホワイトタンニング(コラーゲンマシン)で補う
・コラーゲンは摂りすぎても直接的な効果は得られない
・コラーゲンが含まれる食品は高カロリーなことが多いため注意が必要

体内のコラーゲンが不足してしまうと、関節の痛みが生じたり皮膚にシワが生まれたりと、様々なデメリットがあります。
コラーゲンについて、少しずつでも意識してみましょう！